2012年4月29日日曜日

主の御名を呼び求める

連休にも関わらず、礼拝においでくださった方々に心から感謝します。

今日は、ローマの信徒への手紙10章10節~13節の御言葉から学びました。

:10 実に、人は心で信じて義とされ、口で公に言い表して救われるのです。
:11 聖書にも、「主を信じる者は、だれも失望することがない」と書いてあります。
:12 ユダヤ人とギリシア人の区別はなく、すべての人に同じ主がおられ、御自分を呼び求めるすべての人を豊かにお恵みになるからです。
:13 「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」のです。

この言葉を書き残したのは、使徒パウロです。
彼は、もともと熱心なユダヤ教徒で、その熱心さゆえに自分こそは正統信仰で、そのほかは間違っている、自分は正しいと自負していました。

けれども、聖書の言葉によって心を照らされた時、自分の心の中に罪があることを初めて知ったのです。自分の望んでいる善をせず、望まない悪を行っている罪の性質が自分の中にあることをしり、自分こそが惨めな罪人であり、救いを必要としている人間であることを悟ったのです。

その彼が、十字架にかかり死なれたけれども、復活して生きておられるイエス・キリストと出会い、その信仰に革命が起き、イエスの弟子であるアナニアの祈りを受け、聖霊を受け、イエス・キリストをその心に迎え入れた時、彼は自分の心を支配していた罪から解放されたのでした。

彼は自分の救いの秘訣は、イエスこそは、自分の罪を背負って身代わりとなり、十字架にかかり血を流し、人類の罪を贖ってくださった救い主、そして自分を罪から解放し、聖霊を与え、永遠の命を与えてくださる神として信じ受け入れ、主の御名を呼び求めることこそが救いの秘訣であると証ししたのです。

「主の名を呼び求める者はだれでも救われる」

「我は主なり、これがわたしの名である」(イザヤ書42:8参照)

すべての人が御名を呼んで救いに与ることができますように。



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