2012年4月18日水曜日

主の方に向き直れば

祈祷会で学んだ御言葉をご紹介します。

コリントの信徒への手紙二 3章16節~18節

:16 しかし、主の方に向き直れば、覆いは取り去られます。
:17 ここでいう主とは、”霊”のことですが、主の霊のあるところに自由があります。
:18 わたしたちは皆、顔の覆いを除かれて、鏡のように主の栄光を映し出しながら、栄光から栄光へと、主と同じ姿に造りかえられていきます。これは主の霊の働きによることです。

聖書は、人が、ただイエス・キリストを信じて、悩み・苦しみから救い出されることだけが目的ではないことを記しています。救いを経験したのち、さらに人間本来の姿に回復してくださると約束しています。

その実物見本は、主イエス・キリストです。その内面がイエス・キリストと同じ姿に造り変えてくださるのです。

先週、一人の信徒の方のお母様が亡くなられました。90歳を過ぎておられました。24年前に「我は主なり」と言われるイエス・キリストと魂の奥底で出会い、その時から、彼女の心はキリストと同じ姿に変えられ始めました。

それは、内面だけにとどまらず、その亡くなった姿から、神々しいまでの輝きを放っておられたとのことでした。もうお化粧もいらなかったそうです。

人生の最後に、このように美しく装ってくださり、喜びと平安の内に天国に帰ることができることは、幸いなことではないでしょうか。

その秘訣は「主の方に向き直れば」だと思います。

今までの自己中心の行き方から方向転換をして、その心を神様に向けようとした時、主イエス・キリストは素晴らしい救い、変容、完成を準備して待っていてくださるのです。

誰でも通ることのできる、この救いの道に向かってみないでしょうか?


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