昨日の午後、渋谷にある國學院大學で行われた、宗教文化セミナーに出席してきました。
仏教、神道、そしてキリスト教他の宗教関係者のためのセミナーで、大学の二人の教授による講演がメインです。
東日本大震災後の1年間、あまり知る人はいませんが、宗教団体による救援、支援はたくさん行われてきました。今なお継続され、多くの人の物質的な支援はもちろんのこと、心のケアにも大変貢献しているということ。
震災後の被災地における宗教者による「今までとこれから」が主な内容で、大切なことは「新しい絆」をつくりあげていくことができるかということ。
人と人とのつながりが回復することも人々の復興の力になると考えられる。共に生きる人間として互いに寄り添う隣人としての役割が今後も求められているということが語られました。
これは、今自分たちの住む地域でも大切なことだと思っています。
かつては、人と人とのつながりを豊かにするために宗教の果たしてきた役割は大きかったけれども、現代日本人には宗教団体の活動にはほとんど無関心なようです。
では、そういった環境の中で「新しい絆」を生みだし、社会に貢献するために、わたしたちの教会はどのような役割を果たせるのかなと、改めて考えさせられました。
近いうちに大学で宗教に関する意識調査のようなことが行われるそうです。
その一つは、
「宗教団体からどういった支援をしてほしいですか?」
あるいは「どういった支援はしてほしくないですか?」
だそうです。わたしも聞いてみたいです。みなさん、いかがですか?
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