昨日の読売新聞に「無縁社会」というテーマの記事が載せられていました。
〈無縁社会〉――寒々とした現実が広がっている。一人暮らしの老人が死んで発見されるのが〈孤独死〉なら、家族単位で人知れず死んで見つかるケースは〈孤立死〉などと呼ばれている◆さいたま市のアパートで60代の夫婦と30代の息子の一家3人、立川市のマンションで45歳の母と4歳の男児の2人。この2件の孤立死が相次いで発見された◆さいたま市の3人は餓死、立川市の母親は病死、その後、1人残された男児は重度の知的障害があり衰弱死らしい。いずれも死後1~2か月とみられる・・・◆血縁も地縁も社縁も、世間とのさまざまなつながりの崩壊した寒さは、孤独死から孤立死へ、家族ごと社会から孤立するような厳しい現実へと展開しているようだ◆大震災で強調された〈人間の絆〉の大切さはあらゆる人と人のつながりで言える。
社会が抱えている現実を前に、自分の無力さを感じないではいられません。でも、そう思うだけで終わってしまったら、何も始りませんから、自分のできることをやりたいですね。
最初からむずかしいことはできないかもしれません。近所の人と顔を合わせれば、笑顔であいさつしよう。干渉されることは喜ばれない時代かも知れませんが、自分だけでなく、他の人のことも気にかけよう。
イエス・キリストが語られた重要な掟が心に響きます。
「隣人を自分のように愛しなさい。」(マタイ22・39)
明日は、旧教会の栄光クリニック2F(衛川ホール)で午後1時から家庭礼拝が行われます。
家庭の祝福を祈り、また人と人とのつながりを大切にした暖かい集いです。
ご近所の方もたくさん出席してくださっています。もちろん費用は要りません。参加したいと思われる方は何も持たずにお気軽においでください。 事前に連絡くださると助かります。
043-441-6684(教会)
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