2012年2月15日水曜日

足もとにひれ伏して

祈祷会では、一人娘の癒しを求めて、イエスのもとに来た、ヤイロという父親の祈りを学びました。


マルコによる福音書5章22節~24節

22 会堂長の一人でヤイロという名の人が来て、イエスを見ると足もとにひれ伏して、
23 しきりに願った。「わたしの幼い娘が死にそうです。どうか、おいでになって手を置いてやってください。そうすれば、娘は助かり、生きるでしょう。」
24 そこで、イエスはヤイロと一緒に出かけて行かれた。

ユダヤの指導者級の人が、イエスの足もとにひれ伏して、嘆願したということは、よほどのことだと思います。自分の命以上にかけがえのない娘の命を助けるために、あらゆる手段を尽くしたにも関わらず、効果がなく、ピンチに追い込まれてしまった。残された希望は、イエスのもとに走り行き、キリストの足もとにひれ伏し、その助けを願うことだけでした。


彼のキリストに対する信仰と、必死なまでの祈りはついにイエスご自身を動かしたのです。


何度もこの記事を読んでいるうちにイエス・キリストが働いてくださる秘訣に気がつかされます。


一つは、イエスに対する信仰です。そしてもう一つは、本気の祈りです。この祈りは人の熱心や、努力とは少し違うと思います。ひれ伏してみて初めて分かりますが、切なる祈りであり、嘆願であり、本気の祈りです。この祈りをささげた時、またささげ続けた時、ついにイエスは立ち上がってくださるのです。


今年、イエスによる素晴らしい救いを、すべての人に経験していただきたいと心から願っています。今日も、そのような思いで、熱く祈りました。


「イエスの足もとにひれ伏して、・・・『どうか、おいでいなって手を置いてやってください。そうすれば、娘は(人々は)助かり、生きるでしょう。』


そこでイエスは、・・・一緒に出かけて行かれた。」 








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