2012年5月24日木曜日

幸せのハードル
















1年経って、震災はある程度終わったのでしょう?

答え「全然」

もう慣れたでしょう?

答え「全然」

原発に一番近い教会の牧師・佐藤彰先生のことばが紹介されていました。

教会の信徒の皆さん60名と奥多摩で避難生活を強いられました。

人の記憶は長くは持たず、震災は過去の出来事と思ってしまうかも知れませんが、まだまだ続いているのです。

言葉で表せない辛いことがたくさんあったけれども、いいこともあったと言われました。

「この一年で数えきれないほど涙を流したが、幸せのハードルがずいぶん下がり、小さなことに感動することが多かった」と。

「生きていた」と言っては泣き、「会えた」と言っては泣き、暖かい食事に泣き、暖かい布団に泣き、人々の暖かい心に泣き、・・・。


幸せとは何なのか、とても考えされされました。


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