1年経って、震災はある程度終わったのでしょう?
答え「全然」
もう慣れたでしょう?
答え「全然」
原発に一番近い教会の牧師・佐藤彰先生のことばが紹介されていました。
教会の信徒の皆さん60名と奥多摩で避難生活を強いられました。
人の記憶は長くは持たず、震災は過去の出来事と思ってしまうかも知れませんが、まだまだ続いているのです。
言葉で表せない辛いことがたくさんあったけれども、いいこともあったと言われました。
「この一年で数えきれないほど涙を流したが、幸せのハードルがずいぶん下がり、小さなことに感動することが多かった」と。
「生きていた」と言っては泣き、「会えた」と言っては泣き、暖かい食事に泣き、暖かい布団に泣き、人々の暖かい心に泣き、・・・。
幸せとは何なのか、とても考えされされました。
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