「幸せなら手をたたこう」の歌詞は、わたしたちが再び武器をとって戦わないことを誓い、「平和」な世界を作り出そうという聖書のメッセージが入っているそうです。
第二次大戦で日本軍によってフィリピンの多くの方々が犠牲になりました。
戦後、フィリピンの人々は、戦争の苦しみや悲しみを思うと、日本人が目の前に現れたら、殺してやりたいとまで思いつめていました。
しかし、クリスチャンであった彼らは、キリストの愛を知りキリストが十字架の上で自分たちの罪を赦すために死んでくださったように、自分たちも日本と日本人への憎しみを乗り越えて、キリストの愛によって平和な世界を作ろうと決意したのでした。
今から50年以上前の話ですが、赦すには大きな痛み、大きな犠牲を伴います。けれどもイエス・キリストの十字架はそれを可能としたのでした。
キリストが彼らの心の中で平和となり、彼らはその態度によって、赦しを実行したのです。
作詞者がフィリピンに赴き、フィリピンのクリスチャンと共に働き、聖書を読み、祈って行く中で、彼らは語ってくれたのです。「わたしたちはキリストのにあって、ともだちなのだ」と。
「実に、キリストはわたしたちの平和であります。」(エフェソ2:14)
「あなたがたは、以前は神から離れ、悪い行いによって心の中で神に敵対していました。しかし今や、神は御子の肉の体において、その死によってあなたがたと和解し、御自身の前に聖なる者、きずのない者、とがめるところのない者としてくださいました。」(コロサイ1:21ー22)
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