衛川ホールの家庭礼拝では「津波だ!稲むらの火を消すな」(内閣府・防災担当監修)の紙芝居を見ました。
安政の南海地震で津波の被害を受けた和歌山県の広村であった実際の出来事です。
大地震の直後、自らの田んぼに干していた貴重な稲むら(藁を積み上げたもの)に火をつけ、村人たちを高台へと導いた濱口儀兵衛の功績を伝えています。
彼は、被災した村人たちのために私財をつぎ込んで、数々の困難を乗り越えて堤防を築き上げました。その堤防のおかげで、92年後の昭和の南海大地震の時に起こった津波から村は守られたのでした。明治の文豪、小泉八雲は彼の功績を讃え、彼を「生ける神」の一人として取り上げています。
イエス・キリストは、今から約2000年前に、十字架によって人類の救いの道を開き、完成してくださいました。
ある人は、それは過去のことであって、現代の私と何の関係があるか、と言います。
けれども、あの濱口儀兵衛の築いた堤防が、その後に起こった津波から人々を救うことができたように、イエス・キリストの築かれた救いは、現代の私たちにも有効です。
あなたは、このことを信じますか?
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