2013年6月18日火曜日

失われたものを捜して

最近更新が滞ってすみません


日曜日のオープン礼拝の内容をシェアしておきたいと思います。


ルカ福音書19章1節~10節の、徴税人ザアカイの回心の物語を学びました。


19:1 イエスはエリコに入り、町を通っておられた。
19:2 そこにザアカイという人がいた。この人は徴税人の頭で、金持ちであった。
19:3 イエスがどんな人か見ようとしたが、背が低かったので、群衆に遮られて見ることができなかった。
19:4 それで、イエスを見るために、走って先回りし、いちじく桑の木に登った。そこを通り過ぎようとしておられたからである。
19:5 イエスはその場所に来ると、上を見上げて言われた。「ザアカイ、急いで降りて来なさい。今日は、ぜひあなたの家に泊まりたい。」
19:6 ザアカイは急いで降りて来て、喜んでイエスを迎えた。
19:7 これを見た人たちは皆つぶやいた。「あの人は罪深い男のところに行って宿をとった。」
19:8 しかし、ザアカイは立ち上がって、主に言った。「主よ、わたしは財産の半分を貧しい人々に施します。また、だれかから何かだまし取っていたら、それを四倍にして返します。」
19:9 イエスは言われた。「今日、救いがこの家を訪れた。この人もアブラハムの子なのだから。
19:10 人の子は、失われたものを捜して救うために来たのである。」



結びの言葉は、「人の子(キリストのこと)は、失われたものを捜して救うために来たのである」となっています。


「失われたもの」とは、「間違った位置にいること」を意味しています。


あるものが、本来あるべきところから逸れて、誤った場所におかれているとき、それは失われているということです。


そういうものを見つけたときには、定位置にもどしてあげればよいのですね。


今回の登場人物ザアカイは、本来のあるべきところから逸れた、失われたその一人でした。



その彼も、イエス・キリストとの出会いを通して、本来あるべきところに帰っていったのです。イエスは彼を捜し出し、イエスと共にいること。神と共にいるという定位置にもどされたのでした。そこで、宣言されました。「今日救いがこの家を訪れた」と。なんと素晴らしいイエスとの出会いでしょうか!


では、あなた自身は今、どこにおられますか?



「神に近づきなさい。そうすれば、神は近づいてくださいます。」(ヤコブ3・8)


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