2013年4月24日水曜日

命の夜明けへ

今日は、先週の土曜日に召された方の葬送式が教会で行なわれました。


その方は15年にわたる闘病生活の末に、51歳の若さで、ついに天にお帰りになられました。


1年半ほど前、初めてお会いし、病の回復のために祈り続けておりました。その間、娘さんの回復を祈っておられたお母さんが、先にイエス・キリストを心に迎え、救いを経験されました。


お母さんは、すべてをお任せできる神様と出会い、とても心に平安を与えられたとおっしゃっておられ、以来ほぼ欠かさず毎週の礼拝と祈祷会にしゅっせきしておられました。


そのお母さんが娘さんと祈っているとき、お母さんの心の中におられる主イエス・キリスト様は、娘さんの霊魂に触れてくださったのでしょう。


召される直前、今まで抱えていた死への恐れがなくなり、静かに、平安のうちに息を引き取られたのでした。


その亡くなられたお姿は、死の暗闇を少しも感じさせない、命の夜明けへそのものでした。


ご家族のほとんどはクリスチャンではありませんでしたが、ご本人の願いを尊重して教会で葬儀を行なわせていただきました。


時間が経つにつれ、その方の顔がますます美しくなってくるので、ご遺族の方々も驚いておられました。「写真にとってもいいですか?」そういって、シャッターをきっておられました。


イエス・キリストが語られた言葉そのもののようでした。


「わたしは復活であり、命である。わたしを信じる者は、死んでも生きる。」


彼女は死んで終わったのではなく、永遠の命に羽ばたいていったことを信じます。


ご遺族の上に、神様の慰めがありますように。










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