2013年3月10日日曜日

美徳以為飾





















今日はオープン礼拝でした。


聖書を読んだサムライたちという映像で取り上げられていた、新島襄の妻、新島八重の生涯に注目しました。


新島八重は、会津戦争で活躍した人物として、知られていました。女性ながらに銃と大砲を操って「新政府軍」と戦った勇敢な女兵士、あるいは白虎隊の少年隊士に銃を教えた女性として、小説やドラマなどで取り上げられてきました。


「会津のジャンヌダルク」と呼ばれたゆえんです。


4年ほど前にその彼女のが「初代ハンサムウーマン」としてテレビで紹介されてから、もっぱらハンサムウーマンとして知られるようになりました。


キリスト教と出会い、新島襄と出会い、ついにクリスチャンとなった八重が晩年に書いた書があります。


「美徳以為飾」(美徳をもって飾りと為す)という言葉ですが、これは新約聖書からきているといわれています。


ペトロの手紙 3章3節、4節(口語訳)

3:3 あなたがたは、髪を編み、金の飾りをつけ、服装をととのえるような外面の飾りではなく、
3:4 かくれた内なる人、柔和で、しとやかな霊という朽ちることのない飾りを、身につけるべきである。これこそ、神のみまえに、きわめて尊いものである。


人間にとって本当に大切なものは、「見えるもの」(外見や外面)よりも「見えないもの」(中身やこころ)であって、人間の本当の美しさは、イエス・キリストによって清められた品性、内面の輝きにあることを教えています。


人は外面だけを評価しがちですが、神は心の中をご覧になられます。その心の中を見ておられる神をいつも意識して生きる、これが八重の生き方だったのだと思います。


そのような生き方を夫の新島襄は、ハンサムな生き方といいました。


ハンサムに生きる。そのような生き方に近づきたいと心から願います。


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