今から75年前の今日、8歳の女の子がイエス・キリストに抱かれながら、天国に帰って行きました。
彼女は、障害をもち、病弱な女の子でした。ある時、母親に連れられて、教会に行ってからというもの、自分を愛してくださっているイエス様のことが大好きになり、夢中になりました。けれども、父親からは教会に行くことを厳しく反対され、あまり行くことができませんでした。
あることがきっかけで体調が悪化し、病床で苦しみの中にあった時、自分の苦しみをも十字架の上で負ってくださるイエス・キリストを信じました。それだけではなく、イエス・キリストが十字架の上ですべての人の罪を赦されたように、障害をもった自分をからかい、いじめた学校の友達たちを赦し、また、神様を知らないがゆえに、教会に行かせてくれなかった父親を赦してくれるように、祈るのでした。
その彼女の心に、主イエス・キリストはおいでくださったのです。彼女は自分の心においでくださった神様をその心の目で見たのです。それだけではありません、まるで月が太陽の光を反射して輝くように、彼女の存在から神様の輝きが映し出されていました。
そして、その神様の輝きを反映しながら、「平安」「平安」「平安」という言葉を残して、彼女は天国へと旅立っていったのです。
彼女の姿は、まるで東方の博士たちが星に導かれてイエス・キリストのもとにたどり着くことができたように、それを見ていた人たちを神との出会いへと導くのでした。
彼女の母親はその姿を見て、ご自身も同じように神様と出会い救いを受けられました。
その時から、娘のことを通して、神様と出会うこと、救われることがどれほど素晴らしいことかを、生涯をかけて出会うすべてに人に証しされたのでした。
「心の清い人々は、幸いである、その人たちは神を見る。」(マタイ5:8)
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